ダイエット治療中に“ミスド(ミスタードーナッツ)へ行く際の注意点って、ナニ?

みなさんは“ミスタードーナツ(ミスド)”へは行かれますか?

ダイエット治療中にミスタードーナツ(ミスド)へ行くのは、実は、スターバックスコーヒーなどのカフェ以上にダイエット治療中には注意が必要な「悪魔の誘惑の宝庫」です。

ドーナツは、基本的に高糖質・高カロリーな食品であり、ダイエット中は絶対に避けるべき筆頭格と言えます。

しかし、「どうしても食べたい!」という気持ちは、ダイエットのモチベーション維持には重要です。

そこで本稿では、ミスドを楽しみながらも、ダイエットへの影響を最小限に抑えるための賢い注意点をお伝えします。

ミスドのドーナツがダイエットの落とし穴になる理由

ミスドのドーナツがダイエットの大敵となる主な理由は以下の通りです。

  • 高カロリー・高糖質・高脂質: ドーナツは生地に砂糖、小麦粉、卵、牛乳、そして揚げ油が使われているため、全体的にカロリーが高く、糖質と脂質が非常に多いです。特に、グレーズやチョコレート、クリームなどがトッピングされているものは、さらにこれらの量が増えます。
    • 例:ポン・デ・リングは約220kcal、オールドファッションは約300kcal、フレンチクルーラーは約160kcal(※店舗や時期により変動します)。
  • 少量でも高カロリー: 「小さいから大丈夫」と思いがちですが、1個でも一般的なおにぎり1個分くらいのカロリーがあるものが多く、複数個食べるとあっという間に1食分のカロリーを超えてしまいます。
  • 満足感と血糖値スパイク: 精製された糖質と脂質の組み合わせは、血糖値を急激に上昇させ、その後の血糖値の急降下(血糖値スパイク)を引き起こしやすいです。これにより、強い空腹感や疲労感を感じやすくなり、さらなる過食につながる悪循環に陥る可能性があります。
  • 揚げ物であること: ドーナツの多くは油で揚げられているため、その分の脂質とカロリーが加算されます。

ダイエット中にミスドを楽しむための賢い注文術

それでも、“どうしてもミスドに行きたい!”という時のために、影響を最小限に抑えるための具体的な注意点と選び方をご紹介します。

1. ドーナツの選び方:低糖質・低カロリー・低脂質を意識する!

  • 「フレンチクルーラー」が最もおすすめ: ミスドの定番ドーナツの中で、フレンチクルーラーは比較的カロリー・脂質が低い傾向にあります。生地が軽い分、油の吸い込みも少なく、他のドーナツよりは選びやすいでしょう。
  • クリームやチョコがかかっていない**「エンゼルフレンチ」や「カスタードホイップ」は、中のクリームやホイップが加わる分、高カロリーになる**ため、避けるのが賢明です。
  • 「ポン・デ・リング」は意外と高カロリー: もちもちとした食感で軽いイメージがありますが、実はカロリーはフレンチクルーラーよりも高めです。特にチョコがかかっているものはさらに高くなります。
  • 「オールドファッション」は高カロリー・高脂質: しっかりとした生地で食べ応えがありますが、揚げ油の吸い込みが多く、非常に高カロリー・高脂質なため、ダイエット中は避けるべきです。
  • 「揚げていないドーナツ」を選ぶ: ミスドには「焼きドーナツ」や、揚げていない「D-ポップ」など、比較的カロリーを抑えた商品もあります。これらがあれば積極的に選びましょう。
  • 期間限定品は要注意: コラボ商品や期間限定のドーナツは、見た目が豪華で魅力的ですが、クリームやチョコレート、高カロリーなトッピングが満載の場合がほとんどです。これらは高カロリーの代表格なので、基本的には手を出さないのが無難です。


2. ドーナツの個数とサイズ:とにかく「少量」を徹底!

  • 1個までと決める: これが最も重要です。どんなに低カロリーなドーナツを選んでも、2個、3個と食べてしまえば意味がありません。絶対に1個までと心に決めましょう。
  • ミニサイズがあれば選ぶ: 「D-ポップ」のように、小さいサイズのドーナツがあれば、それを数種類選んで少量ずつ楽しむのも一つの手です。

3. ドリンクの選び方:無糖・低カロリーを徹底!

  • ブラックコーヒーがベスト: ドーナツで糖質と脂質を摂取する分、ドリンクはブラックコーヒーもしくは無糖のドリンクを選び、糖質とカロリーゼロを意識しましょう!
  • ストレートティー: 紅茶などは絶対に無糖にし、ウーロン茶や無糖の炭酸水もOKです。
  • 甘いドリンク、ミルク入りドリンクは絶対にNG!: ラテ、カフェオレ、ジュース、甘い紅茶などは、ドーナツと合わせてさらに糖質・カロリーを増やしてしまうので絶対にNGです。


4. 食べる時間帯と頻度:ご褒美として、計画的に!

  • 昼食時に食べるのが理想: 高糖質・高カロリーなので、食べた後の活動でエネルギーを消費しやすい昼食時に食べるのが良いでしょう。夕食に食べると、消費されずに内臓脂肪や皮下脂肪として蓄積されやすくなります。
  • ご褒美として、頻度は少なく: ダイエット中にミスドのドーナツを食べるのは、月に1回、あるいはそれ以下の頻度に抑えましょう。あくまで特別な「ご褒美」として位置づけることが重要です。前後の食事で調整する覚悟も必要です。

5. 食べる前後の工夫:血糖値対策を忘れずに!

  • 事前に野菜やタンパク質を摂る: ドーナツを食べる直前に、無糖のヨーグルトやサラダ、ゆで卵など、食物繊維やタンパク質を含むものを少量摂っておくと、ドーナツの糖質による血糖値の急上昇をやや抑える効果が期待できます。

 


いかがでしたでしょうか?

ミスドのドーナツは、残念ながら“ダイエットの敵”です。しかし、厳しすぎる制限はストレスになり、かえってダイエット失敗の原因となることもあります。

**「賢く選んで、少量だけ、計画的に楽しむ」**という意識を持つことが何よりも重要です。自分の努力とかけた費用を無駄にしないためにも、誘惑に負けず、上手にミスドと付き合っていきましょう!

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