“肥満”は、「恐ろしい病気への入り口」 ~糖尿病や脳梗塞を防ぐ為に、今すべきこと~

インスリン抵抗性はスペクトラムである あなたは突然「糖尿病になる」わけではない。 徐々にそれに滑り込むのだ。 

インスリン抵抗性は、通常、2型糖尿病が診断される10〜15年前に始まる。 

初期段階では: 

•血糖値は正常を保てる 

•インスリンレベルが補うために上昇する 

•体は血糖値を正常範囲に保つために懸命に働く 

この段階は無症状だ。 

時間が経つにつれ: 

•インスリンが慢性的に高くなる 

•肝臓と筋肉に脂肪が蓄積する 

•トリグリセリド(中性脂肪)が上昇し、HDLが低下する 

•腹部脂肪が増加する 最終的に、膵臓は追いつけなくなる。 

そのとき血糖値が上昇し、糖尿病が診断される。 

糖尿病は問題の始まりではない。 

それは遅いシグナルだ。 

血糖値が高い頃には: 

•インスリン抵抗性はすでに進行している 

•代謝の損傷はしっかりと確立されている 

これが初期マーカーが重要な理由だ: 

•空腹時インスリン 

•食後インスリン 

•トリグリセリド 

•脂肪肝 

•ウエスト周囲長 

“インスリン抵抗性”を早期に検出すれば、早期に修正が可能で、しばしば生涯の薬が必要になる前に済む。 

全体的な糖質(炭水化物)摂取を抑えた高タンパク質、健康的な脂肪の食事に、運動と他の生活習慣の対策を組み合わせることで、2型糖尿病を防ぐ助けになる。

私たちの体は生物学的にこのようにプログラムされています: 

1. 食事から脂肪をカットして炭水化物だけを摂取すると = 実際には脂肪が蓄積されます。 

2. 炭水化物をカットして脂肪を摂取すると = 脂肪が燃焼されます。 インスリンをマスターした者が健康をマスターします。

MRIは嘘をつきません。 

臨床的なメカニズムを実際に理解したい人のために、以下をお読みください  

「代謝スイッチ」の背後にある正確な生物学はこちらです:  

・インスリン抑制:高糖質(炭水化物)摂取(特に精製されたもの)はインスリンを急上昇させ、これはホルモン感受性リパーゼ(HSL)の強力な阻害因子であり、体内に脂肪がどんどん蓄積されていきます。

・「ロック」のアナロジー:インスリンが高い状態では、脂肪細胞の出口ドアが生化学的にロックされます。糖質(炭水化物)はインスリンの作用により脂肪へ変換され、こ脂肪は脂肪細胞へ蓄積されてどんどん肥満していきます。

・ 満腹感:食事性脂肪とタンパク質は消化に時間がかかり、単純炭水化物(糖質)よりもCCKやPYYなどの満腹ホルモンをより効果的に引き起こします。これにより、「飢餓」感なしに自然と総摂取カロリーが減ります。 

・代謝の柔軟性:炭水化物(糖質)をカットすることで、肝臓にケトン体を生成させ、体を「糖燃焼」から「脂肪燃焼」へシフトさせます。

いかがでしょうか?

肥満の原因は、

・糖質(炭水化物)の摂りすぎと、

・それによる、インスリンの分泌過剰により「高インスリン血症」

そして、肥満は“インスリン抵抗性”を発症させ、最終的に恐ろしい病気へと進行します。

2型糖尿病→動脈硬化→血栓リスクが高まる→脳梗塞・心筋梗塞・腎不全(透析)・・・

このような、恐ろしい未来を明るい未来へ切り替えるためには、正しい予防医療を行う必要があります。

それは、

・糖質(炭水化物)の摂取を減らして、インスリン分泌を節約する(高インスリン血症にしない)生活習慣に切り替える

・内臓肥満を無くし、インスリン抵抗性を無くす

・自然な食材からタンパク質と脂質をたっぷり食べて摂って、ケトン代謝へシフトする(ケトジェニック代謝経路の起動)

・エネルギー燃焼消費能力を高める為、筋肉(骨格筋)内のミトコンドリア機能を鍛えて強化する

つまり、当院で取り組んでいる“GLP-1作動薬を使わない、インスリン分泌を節約するケトジェニック・ダイエットアプローチ、最善・最良の予防医療”である所以です。

タイトルとURLをコピーしました