
医学部教授かつ放射線科医として、今年最も重要な画像診断と長寿に関する研究の一つです。
AI駆動型全身MRIによる66,608人の成人の身体組成(UK Biobank + ドイツ国立コホート、平均年齢57.7、平均BMI 26.2)が、今月Radiology誌に掲載。
内臓脂肪、筋内脂肪、骨格筋の年齢・性別・身長正規化zスコア。
所見:
– 高内臓脂肪 (z>1): 糖尿病発症リスク2.26倍
– 高筋内脂肪 (z>1): 主要心血管イベントリスク1.54倍
– 低骨格筋 (z<-1): 全死亡原因リスク1.44倍
いかがでしょうか?
“肥満(ひまん)”は、単なる「ポッチャリ体型」なだけではありません。
肥満は、
・皮下脂肪
・内臓脂肪
・筋内脂肪
で構成され、
これらが多ければ、
・2型糖尿病
・脳梗塞
・心筋梗塞
などによる死亡率が、“肥満ではない”方々に比べて、これらの病気による死亡率が上昇することが医学的に証明されています。
そしてもう一つ、“低骨格筋=筋肉量の減少(サルコペニア)”は、単なる運動機能の低下ではなく、要介護状態になるだけでなく、死亡率の上昇に直結するのが真実です。
では、どうすれば良いのか?
それは、“正しいダイエット治療”に取り組むことです。
・膵臓からのインスリン分泌を節約して、「高インスリン血症」にしない食習慣へ改善する:糖質(炭水化物)の制限
・逆に、自然な食材から、良質なタンパク質・脂質をたっぷり摂る
・体内のエネルギー燃焼消費能力をアップさせるために、筋肉(骨格筋)内の筋線維とミトコンドリアの機能を鍛え強化する
“肥満”なんかで寿命を縮めるのは馬鹿げています。
今すぐ、取り組みましょう!
