日本語訳:
インスリン抵抗性は、T2糖尿病の診断の数年前に始まります。
インスリン抵抗性
– お腹の脂肪 / ウエストサイズの増加
– 体重を減らすのが難しい
– 首やわきの下にできる暗くビロードのような皮膚
– 皮膚タグ
– 食事後の疲労
– 強い糖分や炭水化物の欲求
– 食事直後にすぐお腹が空く
– 中性脂肪値が高い
– HDLコレステロールが低い
– 血圧の上昇
– 脂肪肝
– 空腹時インスリン値が高い
– HbA1cが5.7%に向かって徐々に上昇
– 食事後の血糖値スパイク
– 女性のPCOS症状
– 男性の勃起不全
– 頭の霧、集中力の低下
– 頻尿やのどの渇き(後期段階)
このインスリン抵抗性は、特に、内臓脂肪細胞に脂肪が蓄積した“内臓肥満”との強い関連性が指摘されています。
糖質(炭水化物)の過剰摂取とインスリン分泌量の増加→内臓肥満→インスリン抵抗性→2型糖尿病→脳梗塞、腎不全&人工透析 ・・・
ということは、上記のような症状がもし出始めたら肥満に対するアプローチを早急に開始する必要があります。
ポイントは、
・糖質(炭水化物)の摂取を減らす:70-80g/日以下にして、インスリン分泌量を節約する
・タンパク質と脂質をしっかり摂る
・全身の骨格筋の筋線維を刺激し、ミトコンドリア機能を強化する
つまり、
“GLP-1作動薬を使わない、インスリン分泌を節約するダイエット治療は、最善・最良の予防医療”
