


デビッド・ジョッカーズ博士が暴露:内臓脂肪があなたの臓器を密かに破壊し、代謝を殺している理由 「体脂肪には2種類あります。皮膚の下にある皮下脂肪は、健康に危険を及ぼしません。しかし、内臓脂肪は肝臓、膵臓、心臓、腸などの臓器を包み込むように存在します」 「内臓脂肪はそれらの臓器に圧力をかけ、血流を遮断します。非常に炎症を引き起こしやすく、体重増加や減量抵抗性を招きます」 「内臓脂肪は危険です。なぜなら、病気のリスクを劇的に高めるからです」
いかがでしょうか?
内臓脂肪は単なる「お腹についた脂肪」ではなく、活発に様々な生理活性物質(アディポカイン)を分泌する「内分泌器官」のような働きをしています。過剰になると炎症性物質を多く出し、様々な病気のリスクを高めます。
1. 2型糖尿病
内臓脂肪が増えると、脂肪細胞から分泌されるTNF-αなどの炎症性物質がインスリンの働きを妨げ、インスリン抵抗性を引き起こします。これにより血糖値が下がりにくくなり、最終的に2型糖尿病に進行します。内臓脂肪の蓄積は、糖尿病発症の最も強いリスク要因の一つとされています。
2. 動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中
内臓脂肪は血中の中性脂肪を増やし、悪玉(LDL)コレステロールを増加させ、善玉(HDL)コレステロールを減少させます。これが動脈の血管壁に脂質が沈着する「動脈硬化」を進行させ、血管が詰まることで心筋梗塞や脳卒中(脳梗塞)を引き起こすリスクが大きく高まります。
3. 高血圧
内臓脂肪から分泌される物質が交感神経を活性化させたり、腎臓でのナトリウム再吸収を促進したりすることで血圧が上昇しやすくなります。
4. メタボリックシンドローム
内臓脂肪型肥満を基盤として、高血糖・高血圧・脂質異常のうち2つ以上が重なった状態です。これらが組み合わさることで、単独よりもはるかに高い確率で心血管疾患を発症します。
5. 非アルコール性脂肪肝(NAFLD)・脂肪肝炎(NASH)
内臓脂肪から肝臓に脂肪酸が過剰に運ばれることで、肝臓に脂肪が蓄積します。これが進行すると炎症を伴う脂肪肝炎(NASH)となり、さらに肝硬化や肝がんへ進行する場合もあります。
6. 一部のがん
内臓脂肪の慢性炎症やインスリン抵抗性、性ホルモンバランスの変化は、大腸がん、乳がん(特に閉経後)、子宮体がん、膵臓がんなどのリスク上昇との関連が研究で示されています。
7. 慢性炎症と「サイトカインストーム」的な状態
内臓脂肪細胞は肥大化すると酸素不足になり、マクロファージ(免疫細胞)が集まって炎症性サイトカイン(TNF-α、IL-6など)を分泌し続けます。これが全身に「低レベルだが慢性的な炎症」を引き起こし、上記すべての病気の根底にある共通メカニズムとなっています。
8. 睡眠時無呼吸症候群
内臓脂肪が多いと、横隔膜や気道周辺にも脂肪がつきやすく、睡眠中の気道が圧迫されやすくなります。これが睡眠時無呼吸を招き、さらに高血圧や心疾患のリスクを高める悪循環を生みます。
9. 腎機能障害
内臓脂肪由来の慢性炎症や高血圧、糖尿病は腎臓の血管にも負担をかけ、慢性腎臓病(CKD)の発症・進行に関与します。
みなさん、どうですか? 恐ろしいでしょ?
本当に内臓脂肪が「恐ろしい」とされる最大の理由は、これらの病気が単独ではなく連鎖的に絡み合って発症することです。
糖尿病が動脈硬化を進め、動脈硬化が心筋梗塞のリスクを高め、脂肪肝が肝臓の機能を落とし全身の代謝をさらに悪化させる——という悪循環が形成されやすいのです。
一方で良いニュースもあります。内臓脂肪は皮下脂肪よりも代謝が活発なため、肥満に精通した医師(ダイエット治療医)の下で適切な医療ダイエット肥満治療を受ければ、安心かつ確実に内臓脂肪を含む肥満を解消することが可能です。
まずは、お近くのダイエット治療医が在籍するクリニック などへ受診し相談してみましょう。
